東覚寺(赤紙仁王)

東京で最も歴史がある七福神めぐりと言われている「谷中七福神」の1つが田端にあります。それが、東覚寺です。

谷中七福神巡りのスタート地である東覚寺

田端に10年以上住んでおりますが、意外にも1回ぐらいしか来たことがありませんでした。東覚寺(とうがくじ)は、真言宗豊山派のお寺で、そもそもは延徳3年(1491年)に神田で創建され、その後、根岸を経て江戸時代初めに現在の地に移ってきたとのことです。

堂々と鎮座する赤紙仁王像

東覚寺入口横に赤紙仁王像が鎮座してます。
赤紙が貼られすぎて、もはやその姿が見えない状態になっておりますが、皆さんの痛み(願い)をまさに全身で受け止めておられるのかと。

赤紙仁王尊は<阿像>と<吽像>がいるようです。
寛永18(1641)年8月21日に、宗海という僧侶が江戸市中に流行していた疫病を鎮めるために造立された言われ、田端村の鎮守であった八幡神社から明治維新の神仏分離を際に、現在の場所に移されてきたようです。
体の悪い箇所に赤紙を貼って祈願すると悪い箇所が回復すると言われています。

写真の通り、赤紙で仁王像が見えなくなるぐらいなので、今でも多くの人が参拝に来られている人気のスポットです。

早速、赤紙貼ってみました

最近は腰に近い背中(右側)が常にカチカチ状態で痛みに苦しんでいるので、<阿像>と<吽像>に何とか祈願したく、早速赤紙購入してみました。購入先は、東覚寺を入ると、左側の通路にこんな看板が立ってます。

この看板通りに進んでいくと、

何やら建物があって、

こちらで購入できます。
インターホン押して、「赤紙買いたいんですがぁ~」と言うと、「お入りくださいぃ~」と返答が来るので扉を開けて中に入ります。お線香と赤紙2枚で220円で購入できます。お線香は火を付けた状態で渡してくれましすよ。

赤紙もお線香も何故2つなのか?

お線香も赤紙も2つくれます。何故なのか?
それは勿論、<阿像>と<吽像>の両方にお願いするからなのです。ちなみに赤紙は痛い箇所の数に応じて2枚セット20円で追加購入も可能です。

右側の<阿像>から貼ってください

赤紙購入時にお寺の方から、
「まずは右側の阿像さんから貼ってくださいねぇ~」なんて教えてもらいます。

お寺の方の教えの通りまずは<阿像>さんにお線香置いて、赤紙を貼らせていただきました。

続いて<吽像>様にも同じ場所に赤紙貼らせていただきました。
背中のコリなくなるといいなぁ~

回復したらお草履を

見事回復したら、感謝の気持ちを込めて、草履をお供えするそうです。
その日が来るのが待ち遠しいです。

東覚寺の門には葵の御紋がしっかりと示されております。これは間近で見るとなかなかの圧巻です。

東覚寺、東京都内にある弘法大師ゆかりの寺院で構成された八十八箇所の霊場である御府内八十八箇所の1つに数えられている由緒正しき寺院が身近にあるのはなんだか喜ばしいことなのかと思います。

55tabata
55tabata

田端周辺にはまだまだ知らないスポットがあるんだろうなぁ~

背中の痛みが取れたら草履をお供えに行きますよぁ~!


スポット
シェアする
55tabataをフォローする
スポンサーリンク
55tabata

コメント