大将|残念ながら大将、閉店です

中華屋さん、どこに行っても必ずありますが、田端にももちろんございます。
中華系の方がやられてるパターンと、最近流行の町中華のパターンに大別されますが、
いずれにも属さないパターンがあります。

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01|完全なるアウトローな存在が魅力な名店

このいかにもって感じな店構えがすべてを物語っています。
正直、お店には入ったことが1回しかないのですが、もっぱら出前中心に愛用させて頂いてます。
<雑>って言葉がここまでマッチするお店はなかなかないと思ってます。

出前のメニューはこちら!

出前中心ですので、まずはメニューを紹介します。

出前メニューともお品書きとも書きません。
<御献立菜単表>とした狙いは何でしょうか?

裏面です。
◎マークと☆マークがいくつか確認できますが、マークの説明はありません。
いいんです、それが大将です。
それにしても、一品でも出前OKなのは嬉しい限りです。

雑=旨いを体現する名店

そんなつもりはないのかもしれませんが、出前の電話対応から雑がスタートします。
言い方変えると<フランク>なんですが、とにかく雑。
でも、決して不愉快ではないです、大将の味なんです。

まずは、大将チャーハン@800。

パラパラフワフワではないです。
ポロポロボロボロなんですが、何故か旨い。
一粒一粒がパラパラでなんて話は、旨いチャーハンの話でよく聞きますが、
そんなのどこ吹く風です。
大将チャーハンは独自路線を突き進むのです。

クタッとした餃子がクセになります

餃子@460
歩やのそれともまた違う、全体的にしんなりして、クタッとしてメリハリないのですが、
それが旨い。
クタッとしてるから、白米が無限に進む気がするし、ビールにも合うんです。

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02|洗練されない味がクセになる

大将丼です。
店名を冠してオリジナルですから、とことんオリジナルでいいんです。
何処かで食べたことがあるような気がしながらも、そうでもないオリジナル。
半熟目玉焼きがいい役割を果たしています。
色んな味がしそうで、旨い絶妙な雑加減。
雑に旨いを表現できるのはやっぱりプロですね。

ナス味噌イタメ。
雑の極み!ごはんがグイグイ進みます。

チンジャオロースです。
タケノコのクセが若干強めと思いきや、クセになる味。
写真ないですが、麺類も雑で旨いです。
一度食べたらクセになる、それが大将なんです。

03|2021.02.19 出前

鳥そば@850
大将ワールドきました。
鳥そばと言われると、何となく澄んだスープだったり、もしくは鳥白湯で白濁したスープな
イメージがありますが、やっぱりそんなイメージは覆されます。
若干澄んではいるものの、味はチンジャオロースの餡です。
鳥チンジャオロースが掛かっているラーメンです。
でも、これが旨い。これが大将なんです。

回鍋肉定食@850
最高の色合いとシズル感です。
でも、豚肉はほとんど入ってなかったです。
そんな気まぐれが大将です。白飯がメチャクチャ進みます。

上海やきそば@750
これは以外にも予想を裏切らなかった一皿でした。
オイスターソースが効いていて、食べ進めるほど旨かった。
たまにこういうのが来るので、かえって大将の奥深さを感じますね。

04|やっぱり旨いね、大将の出前

久々に大将の出前とってみました。
ウーバーでも、出前館でもなく、大将のオジサンが運んでくれます。
電話口での愛想や受け答えは、久々の電話でも変わらず雑で不愛想ですが、いいんですそれが大将なのだから、確実にオーダーしたものを届けるために必要以上のことは話しません。
いいんです、大将なので!

夏ですからね、冷やし中華@800。
奥さんオーダーですが、普通に旨かったみたいです。
今、気が付きましたが白い具は何だったのか??

餃子@460です。
クタッとした食感は相変わらずですが、餡の味がしっかりしていて旨いですね。凄い旨い!とは書きませんが、ごくごく普通にクタッとほろフワ~で旨いです。

モツイタメ@650です。
濃い味で、白米があったら無限に白米が進むだろう旨さがありますよ。
ちなみに、モツイタメ定食はありませんので、ご注文の際に白米はご自身での準備が必要ですが、どんぶりご飯にそのままぶち掛けても相性抜群で絶品かと思います。

今回一番のヒットメニューだった、ナス味噌イタメ@700です。
この色味とシズル感、旨くないはずがありません…
絶妙な甘辛旨いが言うことありません。それにしても、以前オーダー時よりもだいぶビジュアルは変わった気がしますね。以前はもっとネギやピーマンなどの野菜が入っていたのと、ナスの切り方も違ったような。色々進化しているのか?雑なのか?よくわかりませんが、これはさっきのモツイタメ以上に白米がいくらあっても足りないだろう旨さでした。

05|残念ながら大将、閉店です

最近全然出前をお願いする機会があり遠のいていましたが、何やら閉店してしまったようです。
週末の早朝散歩でフラット通りかかって、なんだか店内の様子がおかしいなと思ったらこんな張り紙がありました。

重要な部分が、赤字で書いてあるものの、すでに薄れてはっきり分かりません…
これぞ、僕の中での大将らしさですが、12月20日を以て閉店となったみたいですね。閉店の理由は分かりませんが、店員は割と高年齢でしたので、そのあたりの理由かもしれませんね…少し寂しく・残念ですね。

55tabata
55tabata

田端を代表する雑旨中華店だと思っています。

出前電話対応時のある種の愛嬌とも思えるやり取りも楽しい名店です。


田端エリア
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