尾久のスーパーバリューにちょくちょく自転車で行くたびに気になっていたお店が栃木屋です。
年季が入った店構えが、完全に街並みに溶け込んでいるお店です
年季が入っていい感じの色合いの庇兼看板と店先に置いてある岡持と出前用のバイク。何ともしっくりくる店構えの風景で完全に街並みに溶け込んでいました。私がお店に入る直前に、近所の常連さんっぽい男性が、いつも通り昼飯食べに来ましたよって顔でお店から出てきたのですが、そんなシーンを目にすると、地元で永らく愛されて溶け込んでるなぁ~って感じさせます。
溶け込みすぎて逆に入りにくい?
ただ、溶け込みすぎて、雰囲気がある一方で個人的には若干の入りにくさを感じたりする部分も…
扉開けた瞬間に店内の常連さんの視線を一斉に浴びたらどうしようか…なんて若干の不安が脳裏をよぎります。
そう言えば、以前、出前してもらえないかと思って、自転車で通りかかった際に出前のメニューもらおうと思ったら、住所聞かれて断られた記憶がありますね。バイクだったら3~4分の距離のはずなんですが、この辺りも一見さんお断り的な勝手な先入観が芽生えた原因だったのかもしれません。
細かい事は気にせず入店!
とは言え、勝手に気にしてもしょうがないので気にせず入店しましたよ。時間的には14:00過ぎだったのでランチのピークも過ぎ、店内はカウンターに1名のみでした。店主が私の存在を目視で確認した割には、特に「いらっしゃいっ!」との挨拶もなかったので、正直嫌な気配がしたのですが、挨拶の代わりに言われた言葉は「すいません!これから出前に出ちゃうのでちょっと待ってもらえますか?」でした。
なるほど、そういうことですか。なかかなのタイミングで入店しちゃったって事が、あの雰囲気を作り出してたのね。
そして、店主一人で切り盛りされてたらそりゃあ~バイクで3~4分でも出前は厳しいだろうなと…ちなみに、出前で出かけて行った店主ですが、スーパーカブの音がしなかったので、実際は徒歩圏内が出前商圏なのでしょうか…?そこは謎です。
何を食べるべきかなのか?
店内は、カウンター4席ほどで、4人掛けのテーブルが3卓程の広さです。
このキャパシティーで、出前迄店主が一人で切り盛りしてるとなるとそれはそれでなかなかのハードワークになるかと予想されますね。
で、何食べるのか?
まずはメニューはこちら。
ちょっと反射で見難くなってますが、基本的には安心・安定のオーソドックな顔ぶれのメニューになっています。
が、いくつか気になる点が…
塩ラーメンが無いんですね?塩バターコーンはありますが…
それと、肉かけソバ&肉かけ丼はきになりますね。
特に、焼肉ライスがある中での肉かけ丼はきっとこだわりの一皿なのでは。
そして、サービスメニューはこうなっています。
そして、ここで気がつきました…塩ラーメンの存在に。
サービスメニューの注意書きとして、<定食のラーメンは塩ラーメンかつけ麺に変更できます>との記載があります。これはなかなかのサービスですね。
まずはシンプルにチャーハン&ラーメンを注文しました
シンプルイズベスト。
先日の幸来軒でもそうですが、メニューに迷ったらまずはチャーハンかラーメンです。イチオシメニューが無ければまずはやっぱりこのあたりのど真ん中とまずは向き合うのがいいのかと思ってます。
醤油ラーメンはまさに、さっぱりの王道でした。具材は、チャーシュー・もやし・ワカメ・メンマ・ネギで、さっぱりだけどしっかり味があるスープが程よく麺に絡んで旨いです。麺も普通に旨い。全部が普通で、<普通にこういうの食べたかった>との期待値に外れることなく普通に旨かったです。チャーハンの方は、なかなかのパラパラ系の仕上がりです。具材は、玉子・ネギ・グリンピースとチャーシューですが、チャーシューは隠し味程度なのかほとんどその存在は感じませんでした。こちらも普通に旨いです。最後に、ヤッコ。これは正直無くてもいいかもしれません、個人的には…
まだまだありますね、町中華。
本当は出前してもらえると凄いありがたいのですが…
なかなか無理も言えませんね。
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